【奈良市発】補聴器調整事例、話を聞いてもらえない84歳

おはようございます。

ホームページ公開を目前に控え、最後の急ピッチです。

プログラム言語(HTML/XHTML/スタイルシート)って、ほんと、難しいですね。

( 眠たくなる呪文のようなものです・・・)

でも、毎日やっていると、不思議と見慣れてきます。

気に入らないレイアウトや文章、イラストの装飾も自分で変更できるのって、なんか良いですね。

※公開まで今暫く、お待ちください。



補聴器メーカーの営業は、販売員にも調整員にも変化します。
" メーカー調整員 " としてお店に呼ばれるケースは様々です。                    
そして、

訪問した結果、以下の5パターンになることが多いです。

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1、調整を通じて、簡単に改善できた。

2、調整とご本人の慣れが必要。時間を要すけれども、改善できた。


3、客観的にみて、一定の効果は出ているものの、ご本人の主観が強く、
  なかなか満足レベルには達しない。


4、販売時の説明がまずく、メーカーの私から見てもこの販売はマズイと
  思うケース。 お店が返品を受けない限り、修復不可能。

  (※途中から現場に参加するメーカーの、最も辛いケースです。)

5、音の変化を、どうしても受け入れられず。
  とはいえ、補聴器がないと困るので、引き続き、調整を重ねる。 

  (※お店に来店するたびに、苦情を言い続ける) 


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本日の

  【 話を聞いてくれない84歳 】 

男性Dさんは、上記の5番:音の変化をどうしても受け入れない、
にあたりました。

主な問題は、『 自分の声が響くこと 』 と 
『 もともとの聞きわけが悪い =弁別能が悪い 』 こと。

私がはじめて訪問した時は、耳あな式の補聴器を使用中。

初対面の時から厳しい状況でした・・・

現状の確認するため、一通りDさんのお話を聞いた後、
これからやっていくことを説明します。

でも・・・

『この補聴器は不良品や』 
『能書きはいいから、問題を直してくれ!』
『もう返品や』 
『もう帰るわ』

の繰り返しで、話を聞いていただけません。

結局、今回は再製作を行うことで、終了。

納品のに立ち会うも、『 自分の声が響く 』は解消されず。


<ご参考まで>
※補聴器という異物が耳の中に入っている限り、多少の違和感はあります。

※耳の中に人差し指を入れて" あ? "と声を出してください
※最近は、耳を開放して、違和感を少なくする補聴器も登場しています。

改善が見られない場合は、補聴器の変更を考えなくてはいけません。

しかしながら、このDさん、聴力レベルも高度レベルの聞こえにくさで、
上記のような、耳を開放するタイプの補聴器も選べません。


(本来は、販売時にお店自身が、このあたりをケアしておかないと
 いけないのですが・・・)


結果、耳掛け式の補聴器を試聴してみると、思いの外、

Dさんの反応は良好でした。(聞き取りも、自分の声の響きも)

やっと解決の糸口が見えた!

そう喜んだのも束の間・・・

(次回へ続きます。。。)

関わる全ての人々を、補聴器を通じて、よりハッピーに!