【補聴器情報 奈良市発】補聴器ミニ辞典(ヤ行)薬事法

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おはようございます。

昨日は、久々に "午前様" でした。

といっても、お酒は一滴も飲んでいません(苦笑)

昨日のブログにも書いたのですが、

夕方から、大阪・本町で、中小起業家が対象のセミナーに参加。

※お題は、マスメディア(特にテレビ局)が求める 話題の提供方法について。

業界の第一線の方をお招きし、テレビ報道にまつわる原理原則を教えていただくといった内容でした。

(※裏話も・・・)

私も、同じ起業家仲間と参加したのですが、知らなかったことも多く、良い学びの機会を頂戴しました。

やはり、定期的に、ニュースを発信し続けること、重要ですね。

(終了後は、行きつけの日本橋の喫茶店&お好み焼きでした!)

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さて、本日の補聴器ミニ辞典(ヤ行)

【 補聴器 薬事法 】

補聴器メーカーの営業マン時代、得意先を回る際に神経を尖らせたのが、この薬事法です。

※補聴器は、薬事法上、管理医療機器(=クラス?)に分類されています。

もう少し、具体的に書きますね。

補聴器は、効果、安全性の面で一定基準をクリアし、個別製品ごとに認可を受けなければ、

製造・販売できないことになっています。


また、"調整も必須"であるという、その製品の特性上、

対面での販売を当然の軸とし、多数の制約の元、
広告宣伝&
販売活動を行わなければなりません。

外資系の補聴器メーカーの場合、

新製品の発表や発売が、日本よりも海外で先行することが往々にしてあります。

つまり、

次に日本市場で出てくる次の新製品の大枠を、日本での発売前に知ることが出来るのです。

補聴器メーカーの営業マンは、こういった新製品に関する情報を、

<厚生労働省から新製品の認証>?を受ける前に、広めることが出来ないのです。

※当然ながら、この禁を破ると、業務停止をはじめ、厳しい罰則が控えています。

【 補聴器 】とよばれる製品は、

こういった過程を踏んで、世の中に出回っていく形となりますので、その品質についても、

対面販売をする取扱店での購入に限っては、比較的、安心して購入することが出来ます。

※この観点からもわかるとおり、補聴器の通販には問題点が残ります。
※ただし、対面販売でも、販売員のレベル差は要チェック

一方、

『 集音器 』や『 助聴器 』など、世間的には、同類と思われがちなこれら製品は、この限りではありません。

= 厚生労働省の認証は不要です。

つまり、その品質、流通についても、薬事法上の制約がないのです。

数年前、補聴器業界内でも、『 集音器 』等が話題に上ったことがあります。

カタログや、広告に謳っている、利得(=音量)&出力の数字が、実際にはそれ以上のパワーが出ていた・・・等の事例もあったからです。

元々、少し聞こえにくい程度の、<軽度の方向け>に作られている製品ですので、

必要以上の音が出ていると、当然ながら、耳を傷める可能性が出てきます。

<補聴器の場合は>

集音器等と違って、あらかじめ認定を受けていることや
対面販売が軸ですので


担当者に一定量の知識・経験があれば、こういったリスクは、ほぼありません。

※ユーザー毎に聴力測定を実施するのが当然ですので

これから補聴器の購入を検討されている方は、この違いを頭にとどめておいてくださいね。

本日は、以上です。

< 編集後記 >

昨日のセミナーでお知り合いになった方も多数。

私と同じ奈良県で、何と、100年以上も事業を継続されている法人の、広報担当Aさん。

弁護士でありながら、その得意分野で、わかりやすく理解できるよう、漫画を連載されているBさん。
※このBさん、シンガーでもあり、CDを出されるそうです。。。

本当に楽しい時間を過ごせました!

また、終電乗り過ごした奈良に住んでいる私を、自宅まで送ってくれた、起業家仲間のCさんには、
いつもながら、感謝感謝です。

< 本日の動画 >

補聴器のカラーについて、耳かけ補聴器編。

貴方は何を基準に選びますか?



< 雑談 >

本日は、日中、まもなく発送するニュースレターの最終作製の予定。

それが終わったら、恒例のレイトショー観賞に行って来ます。

皆様も、良い週末を!

関わる全ての人々を、補聴器を通じて、よりハッピーに!