おはようございます。
昨日は、少々肌寒かった奈良市内です。
近日、当店ホームページも少し内容の変更を考えており、夕方は、
またまた本棚からこちらを取り出し、勉強してました。
変更が完了しましたら、お伝えしますね。
さて、本日の補聴器ミニ辞典シリーズ(メ行)は、
【 補聴器 メーカー 】
日本の補聴器市場は、年間の出荷台数が、昨年、ようやく50万台を突破し、
約52万台となりました。
※この数字には、イヤメイトに代表される簡易型補聴器や集音器の数は含まれません。
客観的に見て、まだまだ小さな市場です。
※難聴者が2000万人いる、又、買い替え周期が 5年と仮定すると、潜在ニーズは8倍近くあると
考えられます。
現状、まだ大きくない補聴器業界にも、メーカーの数だけは多く存在しています。
※こまかく見ていくと、約10社
この10社を紹介するブログにしてもよいのですが、ご覧になる皆さんの関心を考えると、少々多すぎます。
ここは、日本で流通する主要6社に絞ってお話しますね。
※私の私見で記載します。詳細を知りたい方、各社のホームページをご覧下さい。
■リオネット(日本)
東証一部。国産メーカーの代表。 長年、日本の補聴器業界を牽引。(創業69年)
補聴器以外の分野でも有名。聴力測定器(オージオメータ)、騒音計など、音や耳に関わる分野でも一流です。
※耳鼻科さんにおかれている機器は、同社のものが圧倒的。
補聴器については、電池のリバーシブル(プラス、マイナスが逆でもOK)等、ユーザー目線で、やさしい印象。
補聴器関連機器(ループ、赤外線等)の種類も豊富。
※流通販路は、リオネット代理店、兼業店
■シーメンスヒヤリングインスツルメンツ? (ドイツ)
世界的、総合電機メーカー。 CTなどの医療分野?鉄道、発電まで幅広い分野で活躍。
聞こえにこまる、家族・従業員のために、製作した補聴器がスタート。(1910年)
両耳価格、雑音抑制、ワイヤレスシステム、防水、デザインなどの面で、先々業界基準となる施策、技術面の先見性が目を見張る。
同社の新製品が、今後の業界トレンドとなることも多く、要注目のメーカーです。
※流通販路は、専門店、兼業店
■フォナック(スイス)
ソノヴァグループが母体。1947? スイス本国では、2010/11期には1520億円を達成。
補聴器だけでなくFMシステムは業界でも屈指。 ※近年では、人口内耳の分野にも進出。
製品開発力は、業界でも1,2位を争います。
同社のFMシステムは、他メーカーも活用するなどダントツ。
※流通販路は、専門店でが主。
■オーティコン(デンマーク)
1904年、創業者のハンス・デマントが難聴の奥さんのために、イギリスから補聴器を持ち帰った
ことをきっかけに、輸入会社を設立したのが始まり。
1946年、ウィリアム・デマントが父の意思をつぎ、補聴器を製作。 (100年以上の歴史)
独自理論による製品開発は、注目に値する。
※流通販路は、兼業店が主
※兼業店内には、熱烈支持者多し。
■ワイデックス(デンマーク)
1956年ポケット型補聴器製作からスタート1990年には、他社メーカーに先駆け、スキャンニング
レーザー技術を搭載したオーダーメイド補聴器の作製システムを導入(カミーシャ)
1995年に販売されたセンソシリーズは、世界的ベストセラーに。
同社の補聴器を広める活動には、目を見張る。
各業界の著名人をいち早く採用し、補聴器啓蒙。最近では、メーカー、販売店を横断するサイトみみから。を運営
堅実な印象のある同社です。
※流通販路・・・全国に支店のある専門店ブルーム、兼業店が主
■ベルトーン(アメリカ)
1940年?70年の歴史。 1983年、世界初のオーダーメイド補聴器を発表。
日本では、NJH社が総代理店を務める。
ベルトーン社⇒NJH社の流れで、特にオーダーメイド補聴器に特徴がある。
製作拠点にもこだわり、東京だけでなく、大阪、福岡にも工場有。
※補聴器業界の中でも、3つの製造拠点は、最多。
個人的にも、同社のオーダーメイド補聴器は、他社の営業マン時代からも、一目を置いていました。
※流通販路・・・専門店、兼業店ともに特定ファン多し。
本日は、以上です。
<編集後記>
今回のメーカー紹介ブログ。
私自身が、改めて、メーカーを知る良いきっけとなりました。
これだけメーカーがあると、果たしてどこが良いのか?
かえって迷わせることになったかもしれません。
私がいつも申し上げているのは、
迷った場合は、購入を決めた販売店が最も得意にしているメーカー、これが安心のメーカーですよ、と。
購入して終わりではない、補聴器ですのでアフターケアを考えて購入して下さいね。
<お知らせ>
以前もお伝えしましたが、本日の"ならリビング"にて当店の広告が掲載されます。
奈良北部、木津川市の皆様、よろしければ、本日の読売、毎日、朝日の折込、チェックしてくださいね。
<本日の動画>
補聴器経験者のためのシリーズ その2
買い換える際に気をつけないといけないポイントとは?
今日は生駒のお客様の所へ、
午前中伺います。
皆様も良い一日を!
関わる全ての人々を、補聴器を通じて、よりハッピーに!
コメント