【奈良市発】補聴器ミニ辞典(ケ行)携帯電話

おはようございます。昨日、奈良市内では、雪が降っておりました。

大人になっても、雪をみると、嬉しいものです。

(たまにしか、降らないから言える事でしょうが。)

さて、本日の補聴器ミニ辞典シリーズ(ケ行)は、

【 携帯電話 】

携帯なしの生活は、考えられないくらいになりました。

補聴器との相性は?

10年前位までは、受話器を近づけるだけで、ノイズが
入る事もありましたが

最近では、電話機そのものが起因するノイズは、
ほとんどの機種では、無くなって来ています。
(アナログ等、一部除く)

・ハウリング

携帯電話に限らず、固定電話にも言えることですが、

受話器を完全に耳に着けてしまいますと(耳を受話器で覆ってしまうと)
ピーピーとなる"ハウリング"と呼ばれる現象が起きてしまいます。

ですので、

電話に出るときは、受話器をもつ手の甲を、
自身の鼻の方向に、少しひねり、
受話器と補聴器の間に隙間が出きるようにしなけらばなりません。

※特に、耳穴式補聴器の場合

また、

耳かけ式の補聴器の場合は、

受話器を耳の上にずらし、補聴器のマイクと受話器の中心が
合うようにしてくださいね。

※耳かけ式補聴器のマイク・・・補聴器の上部のあな)

持ち方を動画で公開してます・・・・こちら

・応用編

携帯電話で困るのは、やかましい場所での聞き取り。
新機能中心に、対応策を少しご紹介します。

< 両耳装用の場合 >

最近の補聴器では、両耳装用したまま、左右同時に、
プログラム(=場面ごとの音質設定)を切り換えることが
可能な補聴器もあります。

両耳間通信とも呼ばれます。

対応機種であれば、

受話器を取る側の音は、電話が聞き取りやすい音質
(中音中心に増幅させる)に設定し、

受話器を取らない反対側の音は、
音量を通常使用時よりも、グッと下がるように設定する。

こうすることで、外野の音は小さく、電話に集中しやすい
設定にすることが可能です。

<ブルートゥース対応補聴器をお使いの場合>



ブルートゥース搭載の携帯電話であれば、
リモコンとの組み合わせで、

電話の音声を無線で補聴器に飛ばすことができます。

※受話器は、ズボンのポケットや鞄の中のままでOK。

話すときはリモコンで、聞くときは補聴器で、

そんな事が可能です。

※注意点1、
常にリモコンは携帯する必要があります。

※注意点2、
慣れるまでは、ボタン操作がうまくいかない方があります。
(何事も、練習が必要ですね)

本日の【 携帯電話 】は、以上です。

< 編集後記 >

今月から開始した『 初心者のための補聴器勉強会 』

※写真はイメージです。 エルトピア奈良(奈良労働会館)



3月のスケジュール、決定しました。

※耳の日(3月3日)が近いこともあり、開催日程を増やしました。

ご要望に応え、近鉄高の原駅からすぐの、
奈良市・北部会館 会場も設定。

※詳細は、こちらまで。

< その他 >

本日は、これから、ファイナンシャルプラナー(AFP)つながりの
お勉強で、大阪上本町まで。

サラリーマン時代、帰り道に、ほぼ毎日立ち寄っていた、
日本橋の喫茶店に寄ってきます。(楽しみ~)

< 本日の動画 >

補聴器の最新機能、『 周波数変換 』について。


関わる全ての人々を、補聴器を通じて、よりハッピーに!